【チップ数 1pcs】
●消費電力:約1W
●口金:E26
●UVB値(10cm):450uw/cm2、(20cm):150uw/cm2、(30cm):80uw/cm2
●保護レベル:IP62
●材質:アルミ＋石英ガラス
●動作温度:-30～+50℃
●使用寿命:30000h
●寸法:φ50×H65mm
●質量：65g

【チップ数 2pcs】
●消費電力:約3W
●口金:E26
●UVB値(10cm):850uw/cm2、(20cm):290uw/cm2、(30cm):160uw/cm2
●保護レベル:IP62
●材質:アルミ＋石英ガラス
●動作温度:-30～+50℃
●使用寿命:30000h
●寸法:φ50×H65mm
●質量：65g

栽培における紫外線（UV-B）の必要性
UV-B光は植物の自然防衛機構を活性化させ、有害な光から身を護るための「日焼け止め」成分を作り出します。この成分は15種類ほどの防御タンパク質で構成されています。
UV-B光が増加することで生成される防御タンパク質の量も増加します。これらタンパク質の存在は、植物の香り・色・味や耐病性を高めることができると言われています。
 
植物の色と味の向上
UV-B照射は、特定の植物の色合いや風味を高めることができます。例えば、レタスやバジルなどの一部の植物では、UV-B放射線により色素や精油の濃度が増し、色が濃く、味も強くなります。 
 
病気や害虫からの防御
UV-B照射により、ハダニ等の害虫やうどんこ病等の病原菌の繁殖そのものを抑えることはもちろん、害虫病気に抵抗するフラボノイドなどの二次代謝産物生成も刺激され、植物を真菌感染や害虫から守ります。
 
成長と発達の調節
温室などの制御環境では、UV-B光を使用して植物の成長パターンを管理することができます。例えば、UV-B放射線を使って植物の高さを制御し、よりコンパクトで頑丈な植物にすることが、商業的な植物生産において特に有益です。
 
薬用化合物の刺激
薬用植物において、UV-B照射は活性薬用化合物の生産を促進することができます。例えば、大麻のような植物では、UV-Bがカンナビノイド（治療目的で使用される活性化合物）の濃度を高めることがあります。
 
光周期反応
花や果実をつけるために特定の光の手がかりが必要な植物もあり、UV-Bはこれらの光周期反応を引き起こす光スペクトルの一部になることがあります。これは、自然光の条件が利用できない環境で栽培される植物にとって特に重要です。
 
研究と育種プログラム
科学研究や植物育種プログラムでは、UV-B光が植物の遺伝的および形態的な変化を研究し、誘発するために使用されます。これは、環境ストレスに対する植物の反応を理解し、望ましい特性を持つ新しい植物品種を開発するのに役立ちます。